【英字新聞を読む】大阪の象徴的な通天閣タワーに長さ60メートルのスパイラルスライドがオープン!

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以前にも取り上げた、大阪の通天閣の滑り台が完成したようです。

月曜日から、一般にも利用できるようになった。

滑り台は約10秒で3階から1階まで滑り降りることができます。

そして、天井が透明なので、通天閣や周囲の景色を見ながら滑り降りることができるみたいです。

通天閣の運営会社は、これが地域経済の起爆剤になれば…。と思っているようですが…。

今日はこの話題を取り上げようと思います。

まずは記事全体を読んでみたいと思います。

60-meter-long spiral slide opens at Osaka's iconic Tsutenkaku Tower
A 60-meter-long spiral slide attached to the iconic Tsutenkaku Tower in the western Japan city of Osaka opened to the public Monday, giving riders a roughly 10-second thrill of going down on their backs while getting a view of the area.
西日本の大阪の象徴的な通天閣に取り付けられた長さ60メートルのスパイラルスライドが月曜日に一般公開され、ライダーはこの地域の景色を眺めながら背中で降りる約10秒のスリルを味わうことができました。

The new attraction, named Tower Slider, takes people from the third floor of the observation tower at 22 meters above ground to the first basement floor. In addition to the cost of admission, elementary and junior high school students pay ¥500 per ride, and high school students and older pay ¥1,000.
タワースライダーという名前の新しいアトラクションは、地上22メートルの展望塔の3階から1階まで人々を連れて行きます。入場料に加えて、小中学生は1回500円、高校生以上は1,000円です。

The tube slide swirls around the elevator tower of Tsutenkaku, and its ceiling portion is transparent, allowing riders to catch a glimpse of the tower as well as the surrounding area. However, Kitamura said, “I had no time to enjoy the view.”
通天閣のエレベータータワーを中心にチューブスライドが渦巻く天井部分は透明で、タワーとその周辺を垣間見ることができます。しかし、北村さんは「景色を楽しむ時間がなかった」と語った。

With the number of visitors to the tower in fiscal 2021 dropping to around 30 percent of that in fiscal 2019 due to the coronavirus pandemic, the tower’s operator Tsutenkaku Kanko Co. is hoping the slide will be a “catalyst” for the local economy.
コロナウイルスの大流行により、2021年度の来場者数は2019年度の約30%に減少し、通天閣はこのスライドが地域経済の「触媒」になることを期待している。

では、1文ずつ文章を細かく見ていこうと思います。

A 60-meter-long spiral slide attached to the iconic Tsutenkaku Tower in the western Japan city of Osaka opened to the public Monday, giving riders a roughly 10-second thrill of going down on their backs while getting a view of the area.
西日本の大阪の象徴的な通天閣に取り付けられた長さ60メートルのスパイラルスライドが月曜日に一般公開され、ライダーはこの地域の景色を眺めながら背中で降りる約10秒のスリルを味わうことができました。

西日本の大阪の象徴的な通天閣に取り付けられた長さ60メートルのスパイラルスライド(a 60-meter-long spiral slide attached to the iconic Tsutenkaku Tower)が月曜日に一般公開され、ライダーはこの地域の景色を眺めながら(while getting a view of the area)背中で降りる約10秒のスリルを味わうことができました(giving riders a roughly 10-second thrill)

大阪の象徴的な建物と言えば、通天閣。

この通天閣に60メートルの長さのらせん状の滑り台がつけられました。

それが、月曜日に一般に公開されて、滑り台を使った人たちを喜ばせた。

この滑り台は、約10秒間降りる間のスリルを味わうことができる。

同時にその周りの景色も見れるというものです。

“a 60-meter-long spiral slide attached to the iconic Tsutenkaku Tower”で「象徴的な通天閣に取り付けられた長さ60メートルのスパイラルスライド」と訳しています

“attached”は「取り付けられた、付属された」というような意味。

“iconic”は「象徴的な」という意味です。

The new attraction, named Tower Slider, takes people from the third floor of the observation tower at 22 meters above ground to the first basement floor. In addition to the cost of admission, elementary and junior high school students pay ¥500 per ride, and high school students and older pay ¥1,000.
タワースライダーという名前の新しいアトラクションは、地上22メートルの展望塔の3階から1階まで人々を連れて行きます。入場料に加えて、小中学生は1回500円、高校生以上は1,000円です。

タワースライダーという名前の新しいアトラクション(the new attraction, named Tower Slider)は、地上22メートルの展望塔の3階から1階まで人々を連れていきます(takes people from the third floor of the observation tower at 22 meters above ground to the first basement floor)

入場料に加えて(in addition to the cost of admission)、小中学生は1回500円、高校生以上は1,000円です。

この滑り台は、タワースライダーという名前の新しいアトラクションです。

地上3階、22メートルの高さの展望塔の脇から、1階までらせん状に滑り降ります。

料金は、通天閣の入場料に加えて、小中学生が500円、高校生以上は1,000円です。

“the new attraction, named Tower Slider”で「タワースライダーという新しいアトラクション」と表現しています。

英語では、このように詳細を後ろから説明するというのが基本です。

The tube slide swirls around the elevator tower of Tsutenkaku, and its ceiling portion is transparent, allowing riders to catch a glimpse of the tower as well as the surrounding area. However, Kitamura said, “I had no time to enjoy the view.”
通天閣のエレベータータワーを中心にチューブスライドが渦巻く天井部分は透明で、タワーとその周辺を垣間見ることができます。しかし、北村さんは「景色を楽しむ時間がなかった」と語った。

通天閣のエレベータータワーを中心にチューブスライドが渦巻く(swirls around)天井部分は透明で(its ceiling portion is transparent)タワーとその周辺を垣間見ることができます(allowing riders to catch a glimpse of the tower as well as the surrounding area)

しかし、北村さんは、「景色を楽しむ時間がなかった(I had no time to enjoy the view)」と語った。

滑り台は、通天閣のエレベータータワーを中心にらせん状になっている。

そして、滑り台の天井部分は透明なので、タワーと周辺の景色を見ることができます。

でも、実際に滑り台を滑った北村さん曰く、「景色を楽しむ時間はなかった」

約10秒間なので、あっという間なんだと思います。

“allowing riders to catch a glimpse of the tower as well as the surrounding area”で「タワーとその周辺を垣間見ることができる」と訳しています

直訳すると「乗った人は、タワーだけではなく周辺のエリアをちらっと見ることが許される」という感じでしょうか。

“glimpse”は「ちらっと見ること、垣間見る」という意味。

With the number of visitors to the tower in fiscal 2021 dropping to around 30 percent of that in fiscal 2019 due to the coronavirus pandemic, the tower’s operator Tsutenkaku Kanko Co. is hoping the slide will be a “catalyst” for the local economy.
コロナウイルスの大流行により、2021年度の来場者数は2019年度の約30%に減少し、通天閣はこのスライドが地域経済の「触媒」になることを期待している。

コロナウイルスの大流行により、2021年度の来場者数は2019年度の約30%に減少し(dropping to around 30 percent of that in fiscal 2019)、通天閣はこのスライドが地域経済の「きっかけ」になることを期待しています(is hoping the slide will be a “catalyst” for the local economy)

通天閣は、コロナパンデミックの大流行で、2021年度の来場者数はコロナ前の2019年度の約30%まで落ち込んでいる。

なので、通天閣を運営する会社は、この滑り台が地域経済の活性化の「きっかけ」になることを期待してると言っています。

でも、まあ、全体的な来場者が増えないとなかなか厳しいことには変わりないと思います。

2019年度にたくさんの人が来場したのも、中国人の観光客が多かったんだと思います。

だから、完全に回復するためには、やはり、外国人観光客が戻ってくることが必要なんだと思います。

今日も最後まで読んでくださって、ありがとうございました。

こうぷー

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