コロナパンデミック以降、日本への外国人の入国は規制されています。
観光客は、ほとんど受けれられていませんでした。
それでも、6月には団体ツアー客のみ受け入れが始まった。
でも全体の受け入れ人数は、日本全国で20,000人が上限。
2019年には、3,188万人が来日していたようですから、3,188万人÷12カ月で8万7,000人。
まだまだ、少ないです。
今日はこの話題を取り上げようと思います。
まずは記事全体を読んでみたいと思います。
日本は、入国者が3回のワクチン接種を完了している限り、入国者にCOVID-19検査結果が陰性であることの証明を要求することをやめる予定であり、同時に入国者数の上限を現在の1日20,000人から引き上げることを計画していますと、情報筋は火曜日に言った。
The government is also set to open Japan to more foreign tourists by allowing unguided tours — ones not accompanied by tour conductors. The countries include the United States, Britain, China, South Korea, Indonesia and Thailand.
政府はまた、添乗員が同行しないガイドなしのツアーを許可することで、より多くの外国人観光客に日本を開放しようとしています。国には、米国、英国、中国、韓国、インドネシア、タイが含まれます。
While Japan has slowly lifted its cap on entry numbers, most recently doubling it to 20,000 on June 1, the government seeks to raise it further, possibly to 50,000, the source said.
日本は入国者数の上限をゆっくりと引き上げており、直近では6月1日に2万人に倍増したが、政府はそれをさらに、おそらく5万人に引き上げようとしている、と情報筋は述べた。
“We will make decisions appropriately in view of the infection situation at home and abroad, and border control measures taken by major countries,” said Chief Cabinet Secretary Hirokazu Matsuno during a regular news conference Tuesday.
松野博和官房長官は15日の定例記者会見で、「国内外の感染状況や主要国の水際対策を踏まえ、適切に判断していく」と述べた。
では、1文ずつ文章を細かく見ていこうと思います。
日本は、入国者が3回のワクチン接種を完了している限り(as long as they have completed three rounds of vaccinations)、入国者にCOVID-19検査結果が陰性であることの証明を要求することをやめる予定であり(is planning to stop requiring proof of a negative COVID-19 test result from entrants)、同時に入国者数の上限を現在の1日20,000人から引き上げる(also raising the cap on the number of entrants from the current 20,000 a day)ことを計画していますと、情報筋は火曜日に言った。
コロナウイルスを理由とした日本への入国制限を国は緩和しようとしているようです。
これまでは、入国する際に、コロナの検査で陰性であるという証明の提出を求めていた。
しかし、今後は、ワクチン接種を3回行っているという証明だけで入国を許可しようとしています。
すなわち、これまでは日本に来る前にコロナのPCR検査を受けてから来る必要があった。
でも、これからは、ワクチン接種を3回したという証明だけでいいということです。
“as long as they have completed three rounds of vaccinations”で「3回のワクチン接種を完了している限り」という表現をしています。
“as long as ~”は、「~している限り」という意味です。
6月から入国の緩和をして、入国の上限を1日20,000人にしたことについては、過去に取り上げました。
日本には、2年以上前のコロナパンデミック以来、外国人観光客の通常の入国を拒否してきていました。外国では、既に外国人観光客の受け入れも進んでいる中で、日本だけが慎重になっています。政府は、6月10日から小規模の外国人観光客ツアーの受け入れを始めるということを発表しました。今日はこの話題を取り上げようと思います。まずは記事全体を読んでみたいと思います。Prime Minister Fumio Kishida said Thursday that foreign tourists will be allowed to enter Japan on package tours from June 10, paving the way for the f... 【英字新聞を読む】日本は6月10日からパッケージツアーで外国人観光客を許可しする... - こうぷーぶろぐ |
政府はまた、添乗員が同行しないガイドなしのツアーを許可することで、より多くの外国人観光客に日本を開放しようとしています(is also set to open Japan to more foreign tourists by allowing unguided tours)。国には、米国、英国、中国、韓国、インドネシア、タイが含まれます(included)。
今回の緩和では、外国から来る人は、ガイドなしのツアーでもOKになります。
これまでは、ガイドありの団体ツアーで来る人に入国は限られていました。
来日が許可される国は96か国あるそうです。
“is also set to open Japan to more foreign tourists by allowing unguided tours”で「ガイドなしのツアーを許可することで、より多くの外国人観光客に日本を開放しようとしています」と訳しています。
“is also set to ~”で「~しようともしている」という意味。”is planning to ~”とほぼ同じような意味ですね。
日本は入国者数の上限をゆっくりと引き上げており(while Japan has slowly lifted its cap on entry numbers)、直近では6月1日に2万人に倍増した(most recently doubling it to 20,000 on June 1)が、政府はそれをさらに、おそらく5万人に引き上げようとしている(seeks to raise it further, possibly to 50,000)、と情報筋は述べた。
日本は入国者数の増減をゆっくり引き上げてきた。
6月1日には、その当時としては思い切って、入国者数を倍増させて20,000人にした。
そして、政府はさらにその上限を引き上げようとしています。
情報筋によるとその人数は5万人ということのようです。
“seeks to raise it further, possibly to 50,000″で「それをさらに、おそらく5万人に引き上げようとしている」と訳しています。
“seek to ~”は「~しようとする、~しようと努める」という意味です。
松野博和官房長官は15日の定例記者会見で、「国内外の感染状況や主要国の水際対策を踏まえ(in view of the infection situation at home and abroad, and border control measures taken by major countries)、適切に判断していく(will make decisions appropriately)」と述べた。
松野官房長官は、定例会見で、今後の入国者数緩和の方針について話をした。
「主要国の水際対策を踏まえ…」って言ってますが、主要国はほぼノーチェックになってきているのではないでしょうか?
日本がチェックが厳しいというイメージがあります。
“will make decisions appropriately”で「適切に判断していく」と訳しています。
“appropriately”は「適切に」という意味の副詞。よく使いますね。
今日は、日本の入国者数規制の緩和が進みそうだという話題を取り上げました。
昨日は、このような話題を受けて、日本の株式は下落する中でも、JALやANAの株価も上がったようです。
今日も最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
こうぷー
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