今日も北京オリンピックの話題です。
2大会連続のメダルの獲得が期待されている女子カーリングで、日本が劇的な逆転勝利をしたようです。
相手はデンマーク。
最終の1投で大逆転のスーパーショットが出て、勝利を収めたということです。
今日は、この話題を取り上げようと思います。
まずは記事全体を読んでみたいと思います。
スキップの藤澤五月の最後の石でのスーパーショットは、日本に3ポイントを与え、土曜日の北京冬季オリンピックでの女子のカーリングでデンマークを8対7で劇的に逆転勝利させました。
The victory gives Japan, which is aiming to medal for the second straight Olympics, a 2-1 record in the 10-team round robin competition at the National Aquatics Centre.
この勝利により、2回連続のオリンピックでメダルを獲得することを目指している日本は、国立水泳センターでの10チーム総当たり戦で2勝1敗の記録を達成しました。
The team members are from Hokkaido-based national champion Loco Solare, and their teamwork helped pull off a victory in a match in which it continually had to play catch up against the Danes.
チームメンバーは北海道を拠点とする全国チャンピオンのロコソラーレ出身であり、彼らのチームワークは、デンマークチームに対して追い上げを続けなければならなかった試合で勝利を収めるのに役立ちました。
Denmark added a point in the ninth end to take a two-point lead into the 10th and final end, in which Japan had the advantage of going last.
デンマークは第9エンドにポイントを追加し、日本が最後に行くというアドバンテージを持っていた最終エンドの10投目に2ポイントリードしました。
With the last of the 10 stones, Fujisawa knocked out two of Denmark’s stones in the house, leaving three Japanese stones closest to the center and giving Japan the thrilling win.
藤澤は10個の石のうち最後で、ハウスの中にあるデンマークの2個の石を叩き出し、中央に最も近い3個の日本の石を残して、日本にスリル満点の勝利をもたらしました。
では、1文ずつ文章を細かく見ていこうと思います。
スキップの藤澤五月の最後のストーンでのスーパーショット(super shot with the final stone)は、日本に3ポイントを与え(gave Japan three points)、土曜日の北京冬季オリンピックでの女子カーリングでデンマークに8対7で劇的に逆転勝利(a dramatic 8-7 come-from-behind victory)をさせました。
昨日の午前に行われた女子カーリングの日本対デンマークの試合。
日本は最後の1投で逆転勝利を収めました。
スキップの藤澤五月選手のスーパーショットで逆転。
スキップというのは、カーリングでのキャプテンという意味のようです。
“a dramatic 8-7 come-from-behind victory”で「8対7での劇的な逆転勝利」と言っています。
“come-from-behind”は「逆転の」という意味です。
この勝利により、2回連続(the second straight)のオリンピックでのメダル獲得を目指している(is aiming to medal)日本は、国立水泳センターでの10チーム総当たり戦(round robin competition)で2勝1敗になりました。
前回の平昌オリンピックで、日本は銅メダルを獲得しています。
なので、今回は2大会連続のメダルの獲得を目指している。
カーリングはまず、10チームの総当たりリーグ戦を行って、上位4チームが準決勝を行うようです。
その総当たりリーグ戦でデンマークに勝って2勝1敗とした。
“the second straight”で「2回連続」と表現しています。
わりとそのまま理解しやすい表現です。
“round robin competition”で「総当たり戦」と訳しています。
“round robin”が「総当たり戦」という意味ですが、さらに”competition”「試合、競争」という単語も足されています。
チームのメンバーは北海道を拠点とする(Hokkaido-based)全国チャンピオンのロコ・ソラーレ出身であり、彼女らのチームワークは、デンマークに対して追い上げを続けなければならない(continually had to play catch up)試合で勝利を収める(pull off a victory)のに役立ちました(helped)。
日本のチームメンバーは、北海道を拠点とするロコ・ソラーレ。
日本チャンピオンです。
チームワークが良いことで、勝利を収めたと書かれています。
デンマーク戦では、追い上げを続けなければならない厳しい状況だったようです。
“continually had to play catch up”で「追い上げを続けなければならない」と訳しています。
“continually”は「絶えず、継続的に」という意味の副詞です。
“pull up a victory”で「勝利を収める」と表現しています。
“pull up”は「引っ張り上げる」とか「引き出す」という意味。
勝利を「引き出す」って感じでしょうか。
デンマークは第9エンドにポイントを追加し(added a point)、日本が最後に行くというアドバンテージを持っていた(Japan had the advantage of going last)最終エンドの10投目に2ポイントリードしていました(take a two-point lead)。
試合では、デンマークがリードをしたまま最終エンドに入ったようです。
デンマークが2ポイントをリードして最終の第10エンドに入った。
ただ、第10エンドは日本が最後に投げるというアドバンテージを持っていたということです。
“Japan had the advantage of going last”で「日本が最後に行くというアドバンテージを持っていた」と訳しています。
“advantage”は日本語でも「アドバンテージ」で分かるようになってきていますが、「好都合な点、長所、強み、利益」などの意味があります。
藤澤は、10個のストーンのうちの最後で(with the last of the 10 stones)、ハウスの中にあるデンマークの2個のストーンを叩き出し(knocked out two of Denmark’s stones)、中央に最も近い3個の日本のストーンを残して(leaving three Japanese stones)、日本にスリル満点の勝利をもたらしました(giving Japan the thrilling win)。
キャプテンの藤澤選手が、最後のストーンを投げた。
そのストーンは、ハウスの中にあるデンマークの2個のストーンを叩き出し、日本の3個のストーンを残した。
これが、記事の最初に書いてあったスーパーショットです。
それで、3点を獲得して逆転勝ちをしたということです。
まるでビリヤードのように、藤澤選手の投げたストーンが2つのストーンをはじき出していましたね。
見事な逆転勝利でした。
“knocked out two of Denmark’s stones”で「デンマークの2個のストーンを叩き出した」と訳しています。
“knock out”は、ボクシングで「ノックアウト」というように「殴り倒す、打ち負かす」という意味がありますが、「叩き出す」という意味もあります。
今日は、女子カーリングで日本がデンマークに劇的な逆転勝利をしたという話題を取り上げました。
今日も最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
こうぷー
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