外国人と接するとき、自分の意見をきちんと持っていることはとても大切

英語、英会話

僕は今年の始めからオンライン英会話を毎日やっています。そのオンライン英会話での最近のレッスンの内容が、日本特有の習慣に関するものであることが多いです。

そして、テキストの質問の中に、あなたの場合はどうですか?という質問が必ず入っています。

僕が想像するに、多くの日本人の受講者は、そのままテキストに書いてある日本特有の習慣について、その通りだと同意しているんだと思いますが、僕はたいていの場合、「ちょっと違う」と答えます。

すると外国人のトレーナーさんたちはそのことをとても高く評価してくれます。

今日はそんなことも踏まえて、「自分の意見をきちんと持っていることは大切」ということについて書いてみようと思います。

日本では年配者を敬うということについて

僕がやっているオンライン英会話はビジネスシーンを題材にしていて、サンプルの会話があってレッスンが進んでいくのだけれども、その会話が僕にとってはちょっと大げさすぎると感じるものだったりします。

例えば”Respecting your elders”すなわち、「年配者を敬う」という項目の中で、「会議で年配者が発言した内容が違うなと思っても、同意しておくのが、礼儀正しい。」”It’s polite to show agreement, even if  we may think that their comments are unjust.”なんて書いてあるわけです。

さらに、”We can always express our grievances in private.” 「苦情はプライベートで言うことができる。」とも書いていたりします。

でも、僕の意見としては、「そんなことは昔はそうだったのかもしれないけど、最近はそんなことないよ。」

「年上の人は年上の人として敬って丁寧に対応するけれども、自分の意見はちゃんと言うべきだと思うし、最近はそうだと思う。」(もちろん英語でですよ。)などと一生懸命話をすると、トレーナーさんたちはとても興味深げに聞いてくれます。

そして、レッスンの後にトレーナーさんが書いてくれるフィードバックには、「きちんと自分の考えを表現してくれて、今日のレッスンはとても良かった。」と書かれていたりします。

それが、1人のトレーナーさんだけなら、そんなにも思わないのですが、5人ぐらいのトレーナーさんがみんな言っているのを見ると、他の日本人の受講者は、面倒くさいからか、英語で話せないからか、意見がそもそもないからか、そのテキストに書かれていることにそのまま同意しているだけのように思います。

日本では”飲みにケーション”が大事ということについて

別のレッスンでは、「飲みにケーション」について、という項目がありました。

「飲みにケーションは信頼関係を築くのにとてもいい機会だ」”This drinking event is a chance for us to build a trusting relationship with them.”などと書いているわけです。

しかも、”It’s your duty.”「それは義務だ!」とまで書いてあります。

「それは、違うでしょ。」そこまで必ず飲みにケーションに参加しないといけないことはないと思いますよね。

そこで、僕は「ある人にとっては飲みにケーションはとても重要で、毎日のように行く人もいますが…」というような話をするわけです。

僕はそもそも、あんまり会社の飲み会などが好きではないので、「飲みにケーションは、同じ話を何回も繰り返して時間のムダに思えるので好きではない」とか、

「最近の若い人は自分のプライベートの時間を大事にするので、昔ほど飲みにケーション、が日本で重要ということではない」と説明をすると(もちろん英語でですよ(笑))、外国人のトレーナーさんたちは、「そうなんだ」と、とても一生懸命に聞いてくれます。

彼らにとっては、テキストに日本では飲みにケーションが重要だと書いてあって、”This is Japanese way.”「これが日本のやり方だ!」とまで書いてあるので、日本ではそんなことが当たり前なのか?と思っているのだと思います。

ところが、僕のように「そうではないよ」というような人が現れてくると、トレーナーさんも日本の文化は独特だと思っていたけれども、「やっぱりここで書いてあることは少し大げさなんだ」とか、「日本でも徐々に変わりつつあるんだな」とか思うようになるんだと思います。

自分の意見を持つことは大切

以前に、”外国人の人とと仲良くするコツ”でも書いた通り、意見や態度がはっきりしているということは、特に外国人の人と話す場合、とても大事だと思います。

僕はいろんな外国の人とかかわるようになってまだ3年ぐらいしかたっていません。でも、自分が思っている以上に相手に良く思われることが多いです。日本人の人と新たに仲良くなる割合よりも、かなり高い割合で仲良くなっていると思います。それがなぜなのか、正確に理由は分かっていないのですが、それでもいくつか思い当たるところもあります。そこで、今日は僕なりに考える外国人の人と仲良くなるコツみたいなものについて、書いてみようと思います。基本的に機嫌が良い僕は基本的にいつも機嫌がいいです。見た目はムスッとしていて...
【英会話のモチベーション】外国人の人と仲良くするコツ【友達になれると楽しい】 - こうぷーぶろぐ

彼らは、自分自身の意見をきちんと持っている人をリスペクトしますし、その意見をとても貴重なものとして扱ってくれます。何も言わずに書いてあることや、安易に人の意見に同意するようなことでは、たぶん何も考えていない人と考えられてしまうのだと思います。彼らにとっては、そのような人はあまり興味を持てない人の扱いになってしまう。

そうではなくて、一人の人間としてアイデンティティを示すためには、きちんと自分の意見を持って、それを表現することが大切だと思います。そうすれば、彼らはきちんと私たちを価値ある人として対応してくれるし、そのことによって、とても有用なコミュニケーションが取れるのだと思います。



まとめ

今日は、オンライン英会話を受講していて最近感じていることについて書いてみました。自分なりの意見をきちんと言うことで、いろんなトレーナーさんから、とてもいい評価を受けるので、やっぱりそういうことは、大切なのだと思いました。

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

こうぷー

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