【もうすぐ断酒1年】どのように断酒をしてきたのか?【断酒のためのコツ】

断酒、禁酒、お酒

今日で355日目。(2020年8月14日現在)

僕が、今回断酒してきた日数です。

長いようで、短かったようで、長かったです(笑)。

去年の夏の今頃、僕は、慢性膵炎でお酒を禁じられていたのに、隠れて毎日飲酒をしていました。

量はそんなに多くなく、350ml缶のビールかチューハイを1本か2本程度。

でも、毎日飲むことをやめられなくなっていました。

去年の8月25日に家族に見つかり、ようやく断酒する決心がつきました。

今日は、去年、僕が断酒を始めるようになってから、これまで、どのように断酒をしてきたかについて書いてみようと思います。

精神的に苦しんだ断酒当初

断酒を始めたきっかけは、家族に飲酒を問い詰められた去年の8月25日。

僕はそれまで、4年間、何度も断酒に失敗してきていました。

今回、見つかってしまったことで、すべてを失ってしまうんではないか?という覚悟をせざるを得ませんでした。

僕はそれまで、何度も、家族に心配をかけながら、それでも自分勝手な理屈で、隠れて飲酒を続けていました。

僕の、勝手な理屈は次のようなものでした。

  • 究極、自分自身の体のことで、誰にも迷惑をかけていない
  • 1日、350mlのビールやチューハイを1本か2本ぐらいなら、依存していないし、いいじゃないか
  • 病院の血液検査でも、慢性膵炎の検査でも、何も悪いことが出ていないんだから、問題ないんじゃないか?

でも、家族の思いを聞いて、すべてを失うかもわからないとわかって、これまで自分がやってきたことをやっと本気で反省しました。

いろんなことを思って、ものすごくつらい毎日を過ごしました。

幸い、僕の場合、飲酒量が少ないので、断酒による離脱症状(いわゆる禁断症状)は全くありませんでした。

なので、身体的によりも精神的にとてもしんどかったです。

そのような状態を、ケースワーカーさんに相談したり、断酒する仲間に話したりしながら、何とか断酒を始めたのでした。

新しいことに取り組むようになった

この精神的につらい状態は、年末まで続きました。

特に年末には、時間が経つことですら、内臓がえぐられるようなつらい時期を過ごしました。

そのつらい思いをする中で、僕は、一つの結論に達しました。

今のままではいけない。自分を変えないといけない。

そこで、何か新しいことに取り組もうと考えました。

年が明けてから、僕は次のようなことに取り組み始めました。

  • 英会話
  • Webライティング
  • ブログ
  • コンピュータプログラミング

英会話の勉強は、以前から思っていたことでした。

僕は、英語がそんなに話せないのに、なぜか外国人の人たちに好かれました。(日本人にはそうでもないのに…)

以前から、その外国人の人たちと、もっとコミュニケーションを取りたいと思っていました。

彼らと会話をしているときに、特に言いたいことが、適切に英語で言えないことに、いつも、いら立ちを感じていました。

それを解消するために、今年の1月6日からオンライン英会話のレッスンを毎日受けるようになりました。

今日で、それも222日続いています。

Webライティングやブログ、コンピュータプログラミングは、YouTubeでマナブさんやマコなり社長を見て、これをやったら、自分を変えれるんじゃないか?と思いました。

会社の名前や役職ではなく、個人の力のみで稼ぐことができるということは、とても魅力的でした。

会社の名前や役職に頼らない、自分の実力がどのくらいあるのか?ということにも興味がありました。

そこで、まずは、Webライティングから始めて、Twitter、ブログ、コンピュータプログラミングと進めました。

一時は夢中に

Webライティングも始めた当初は苦労をしました。

何の実績もない、50歳を超えたおっさんのWebライターだから当然ですよね。

でも、何とか、かんとか、工夫をして受注をできるようになり、半年でそれなりの実績を積むこともできました。

それをきっかけに始めた、Twitterやブログも、毎日更新をしながら続けています。

1月の終わりごろから5月ぐらいまでは、これらのことをすることに夢中になりました。

そのことで、精神的にもある程度安定して、お酒のこともあまり考えない日々を過ごすことができました。

お酒をやめ続けるためには、このようにほかに夢中になることができるということも、必要なのかもしれません。

途中で挫折も経験

一時は夢中になった、WebライティングやTwitter、ブログも、甘い世界ではありません。

うまく行かずに挫折も経験しました。

ブログは、いまだにPVが上がりません。

特に5月のGoogleさんの、コアアルゴリズムのアップデートがあってからは厳しいです(笑)。

7月には、コンピュータが突然、壊れてしまうということも経験しました。

その時には、「こんなに頑張っているのに、自分にこんな不幸なことが起こる」ということが納得いきませんでした。

やってきたことが、すべて空しくなって、やる気がなくなってしまいました。

でも再び飲酒には至らなかった

でも、そんな時にも、不思議なことに、お酒を飲もうという気持ちにはならなかったです。

昔であれば、嫌なことがあったら、それを解消するためにお酒を飲んでいました。

嫌なことを忘れるために。

自分を納得させるために。

結局、それで何も解消されることはなかったです。

それでも、お酒を飲んで、あのホワッとした酔いの中で、いろんなことを忘れられるのは、魅力的でした。

でも、今回は、そのような気持ちにはならなかったです。

TVでビールのコマーシャルを見たり、ドラマでシャンパンやワインを飲んでいるシーンを見ると、あの心地よい酔いの感覚は思い出してしまうんですけどね。

それぞれの味を、鮮明に思い出します。

「あんな感じの味だったなぁ」って。

脳が覚えているんですよね。

でも、挫折してがっかりした時でも、それを解消するために、お酒を飲む気にはなりませんでした。

飲酒に至らなかった理由

挫折を経験して、がっかりしていたにも関わらず、お酒を飲まなかったのは、なぜなんでしょう?

やっぱり、自分が変わったからなんじゃないか?と思っています。

今年の1月に思った「これまでの自分ではいけない。変わらないといけない。」という思いが、しっかりと根付いていたのかな?と思います。

これまで書いてきた通り、僕は、50歳を超えているのに、無謀にもいろんなことにチャレンジをしてきました。

それなりに頑張ってきたことで、自分が変わってきているんじゃないか?と思います。

何か嫌なことがあっても、もう、お酒を飲んで解消するようなことはしない。

そんな考え方に変わってきているんだと思います。

人生、生きているといろんな困難に出会い、納得がいかないことも多いです。

でも、だからと言って、お酒を飲むかどうかということとは、別問題です。

断酒の世界では、「出来事と飲むことは別」という言葉があります。

そのように、今後何があっても、僕は飲酒はしないつもりです。

まとめ

今日は「僕がこの1年どのように断酒をしてきたのか?」ということについて、書いてきました。

断酒開始当初の僕は、離脱症状はなかったものの、精神的にはすごくつらい時期を過ごしました。

そして、今年の始めに、自分を変えるために、いろんなことにチャレンジして、頑張ってきました。

途中、挫折も経験しました。

でも、その時、お酒を飲む気にはならなかったのは、いろんなことにチャレンジして、自分が変わってきているからだと思います。

今後も、何があっても、断酒は継続していくつもりです。

今日も最後まで読んでくださってありがとうございました。

こうぷー

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