【英字新聞読解のコツ!】サントリーの自動販売機が職場でのチャットを促進!

英語、英会話

今日は、新しい自動販売機の話題です。

イラストにあるように、2人で社員証をタッチすると、飲み物がタダでもらえる自動販売機。

なぜ、そのような自動販売機を作ったのか?

その理由は?…。

では、記事を読んでいきましょう。

 

Suntory Beverage & Food Ltd. said Tuesday that it has developed a vending machine that encourages employees to chat with each other and liven up the workplace.
サントリー食品インターナショナルは火曜日、従業員同士のチャットや職場の活気を促す自動販売機を開発したと発表した。

サントリー飲料&食品会社は、火曜日に従業員同士のチャット(chat with each other)職場の活気(liven up the workplace)促す(encourages)自動販売機を開発した(has developed)と言った。

サントリ-食品インターナショナルが、新しい自動販売機を開発したようです。

その自動販売機は、従業員同士のチャットや活気を促す機能がついているようです。

それは、どんな機能なんでしょうか?

文の構成としては、“Suntory Beverage & Food Ltd. said”で「サントリー会社が言った」と主語、動詞で表したあと、“that it had developed…”として、「~を開発した」と、言った内容を説明しています

“vending machine”が「自動販売機」、”encourage”が「励ます、促す」といった単語を憶えておきたいですね。

The vending machine dispenses two free drinks when two employees scan their ID cards on the machine at the same time.
自動販売機は、2人の従業員がマシン上のIDカードを同時にスキャンすると、2つの無料の飲み物を分配します。

自動販売機は、2つの無料の飲み物を分配する(dispenses)

2人の従業員が同時に(at the same time)機械に彼らのIDカードをスキャンした(scan)時に…。

どのような機能がついているのかの説明をしています。

従業員が持っているIDを2人が同時にこの自動販売機にスキャンさせると、無料の飲み物が2つ出てくる。

同時にIDをかざそうとすると、当然、2人がコミュニケーションを取らないといけない。

それをきっかけにして、コミュニケーションが生まれる。

そしてさらに、出てきた飲み物を飲みながらさらにコミュニケーションをとるということを狙った仕組みだと思います。

“dispense”「施す、分配する」は、しょっちゅう見かける単語ではないですね。“serve”ぐらいで言い換えられそう

The machine will be promoted to client companies as a way to boost communication among workers, which has decreased due to the spread of the novel coronavirus.
新しいコロナウイルスの蔓延により減少した労働者間のコミュニケーションを促進する方法として、このマシンはクライアント企業に促進されます。

このマシンは、クライアント企業に促進されます(will be promoted)

労働者間(among workers)コミュニケーションを促進する(boost communication)方法として(as a way)…。

新型コロナウイルスの蔓延によって(due to)減少してしまった(has decreased)(労働者間のコミュニケーションを…)。

この自動販売機は、サントリー食品のクライアント企業に導入されていくようです。

さまざまな企業が、新型コロナウイルスの蔓延によって、テレワークや会話や会食の自粛によって、従業員菅のコミュニケーションが少なくなってきているので。

それを打開する策として、導入されていくようです。

文章としては、いつもの通り、まずは文章の内容として一番大事な部分、”The machine will be promoted to client companies”「機械はクライアント企業に促進されていきます。」を表しています。

それから、“as a way ~”「~の方法として」でその内容を説明

The vending machine comes with a device that can read employee ID cards. Two employees who scan their cards together can choose which drink to receive within 10 seconds.
自動販売機には、従業員IDカードを読み取ることができるデバイスが付属しています。カードを一緒にスキャンする2人の従業員は、10秒以内に受け取る飲み物を選択できます。

自動販売機には、従業員のIDカードを読むことができる(can read)デバイス(device)ついています(comes with)

カードを一緒にスキャンした(who scan their cards together)2人の従業員は、10秒以内に(within 10 seconds)受け取る飲み物(which drink to receive)を選択できます。

この自動販売機には、従業員のIDが読めるデバイスがついていて、2人の従業員が同時にIDをスキャンすると、10秒以内に2つの飲み物を選択できるようになっている。

“come with”で「(機能が)ついている」という意味を表しているが興味深いです。

The costs for the free drinks for employees will be shouldered by the employers, who can freely choose when to offer free drinks and how many drinks employees can get per day.
従業員の無料ドリンクの費用は雇用主が負担します。雇用主は無料ドリンクをいつ提供するか、従業員が1日に何杯飲むことができるかを自由に選択できます。

従業員の無料ドリンクの費用は、雇用主が負担します(will be shouldered)

雇用主は、いつ無料ドリンクを提供する(offer)のか、従業員が1日何杯飲むことができるようにするのか(how many drinks employees can get per day)を自由に選択できる。

無料ドリンクは、雇用主負担。

だけど、どのようなときに無料にするのか?何杯無料にするのか?は、雇用主が決めることができる。

雇用主の太っ腹ぶりが試されそうです。

“will be shouldered”で「負担する」という表現が面白いです。

“shoulder”は名詞では