【僕の英語学習法】英検準1級勉強法(どうやって勉強したのか)

英語、英会話

今日は、僕がどのようにして英検準1級に合格したかについて書こうと思います。

これから、英検準1級や資格試験を受験しようと思っている人の少しでも参考になればよいと思います。

僕は、慢性膵炎という大病をしたときに、2カ月間何もすることがないという状況になりました。

そこで、英検1級の勉強にフルコミットで勉強できたという特殊な事情はありました。

でも、基本的な勉強方法などは、これから受験を考えている方の参考になるのではないかと思います。

項目としては、次のように話を進めて行こうと思います。

  • 慢性膵炎による入院で絶食絶飲2か月の入院生活
  • 基本的には2冊の問題集で
  • 憶えるぐらい繰り返す
  • リスニングも同じ
  • 苦手だった面接対策
  • まとめ

慢性膵炎で入院で、絶食絶飲2か月の入院生活

僕は、今から9年前の6月始めから7月末まで、慢性膵炎を患い、入院を余儀なくされました。

膵液を出す膵管の出口の十二指腸のところに大きな石(膵石)ができて、膵液が膵臓から出なくなり、膵臓自体を溶かして炎症を起こしている状態になっていたのです。

食べ物を食べたり、飲み物を飲んだりすると、膵液が分泌されてしまうので、絶食絶飲。

24時間点滴のみという生活を約2か月することになりました。

僕にとっては、生まれて初めての入院でした。

運動はできませんし、点滴をつけているので行動も制約されます。

何もできない状態だったのです。

そこで、僕は英検準1級を受験するための勉強をすることにしたのです。

時間はたっぷりありました。

本当に何もすることがありませんでしたから。

ひたすら飲まず食わずで、炎症が治まるのを待っているだけでした。

基本的には2冊の問題集で

勉強をするための本は、基本的に2冊のみ。

英検準1級の対策本の問題集が1冊と、過去問の問題集が1冊。

これを順番にやっていきました。

病院でそんなことをする人は、めったにいないのでしょう。

巡回してくる看護師さんも、問診に来る主治医の先生も、最初はびっくりしていました。

たぶん普通は、

  • ゴロゴロベットに横たわってテレビを見ているか
  • うとうと寝ているか
  • 病院の中をウロウロしているか

が一般的な病院の過ごし方です。

なのに、カーテンを開けたら机に向って必死に問題を解いている僕がいるわけですから。

でも、それにもすぐ慣れてしまったようです。

何事もなかったのように皆さん扱ってくれて、僕は十分集中して勉強できる環境を得たのでした。

憶えるぐらい繰り返す

僕の基本的な戦略は、2冊の問題集を憶えるくらい繰り返すというものでした。

その方法は、次のような形で勉強を勧めます。

  • 問題を1章分ずつやって、丸付けをして、間違ったところを読み直して次の章へ進む
  • 次の章でも同じように問題をやって、丸付けをして、間違ったところを読み直して確認する
  • これを繰り返して最後の章まで問題を解く

最後の章まで行ったら、また最初の章に戻って同じことの2回目をします。

そのときに、注意をすることは、

  • 2回連続間違ったところは、特に注意して読み直す
  • 1回目または2回目のどちらかで間違ったところは、その次のレベルの注意力で読み直す

これで2回目の最終章まで、回答を進めます。

2回目の最後まで行ったら、さらに3回目の最初に戻って同じことを繰り返す。

このようにして、3回同じ問題集をやるということを基本戦略としました。

すると、3回目にもなると、問題も答えも両方憶えている状態になります。

これが合格できるレベルになった証拠であったと思っています。

僕は、記述部分はこれで合格レベルに達しました。

特に長文読解の部分は満点の成績を取ることができました。

いろんな問題集に手を出したり、教書的な参考書を読むよりも、実践的な問題集を3回やるほうが効果的であったと僕は思います。

リスニングも同じ戦略で…

次にリスニング対策ですが、基本的な戦略は同じです。

  • 問題集のリスニングの部分を1章ずつ聞く
  • 間違った部分を聞きなおして解きなおす