今年のメジャーリーグのオールスターが終わりました。
今年も、大谷翔平選手が出場しました。
しかし、今年は去年と違って、バッターとしてだけの出場でした。
先頭打者でヒットを打ったものの、牽制球でアウトになるという珍しいシーンもありました。
逆を突かれてますね。
さて、なぜ、今年は二刀流で出場しなかったのでしょうか?
その理由が書かれていたアメリカの記事があったので、取り上げます。
まずは記事全体を読んでみたいと思います。
今年、大谷翔平がいるということは、事実上、1つに2つのオールスターがいるということです。彼はMLBが10年間で見た中で最高のピッチング月の1つを終えただけでなく、DHでのアメリカンリーグに参加するためにファンから投票されました(ヒューストンのヨルダン・アルバレスを上回った)。
On Tuesday, however, fans will only see one side of the Ohtani coin, as he will not be pitching. While that is disappointing in a way — AL manager Dusty Baker said Ohtani could have gotten a hometown bump and started on the mound against fellow Angeleno Clayton Kershaw — the superstar has a very simple reason to not pitch: It doesn’t align with his schedule.
しかし火曜日は、大谷はピッチングを行わないため、ファンは彼の片面しか見られません。それはある意味で残念なことですが、ALマネージャーのダスティベイカーは、大谷が地元のマウンドを獲得し、ロサンゼルスの仲間のクレイトン・カーショウに対してマウンドでスタートした可能性があったと述べました-スーパースターにはピッチしないという非常に単純な理由があります:それは彼のスケジュール。
Ohtani, who last pitched July 13, is slated to pitch Friday for Los Angeles against the Braves. He will still bat first Tuesday against Kershaw. According to Ken Rosenthal, Ohtani’s schedule simply doesn’t align with Tuesday’s game, despite him last pitching six days before Tuesday. “He is not going to pitch in the game,” Rosenthal said.
7月13日に最後に投球した大谷は、金曜日にロサンゼルスでブレーブスと対戦する予定です。彼はまだ最初のバッターで火曜日にカーショーと対戦します。 ケン・ローゼンタールによると、大谷は火曜日の6日前に最後のピッチングを行ったにもかかわらず、火曜日の試合とはまったく一致していません。 「彼は試合で投げるつもりはない」とローゼンタールは語った。
While it’s good news Ohtani will be healthy, it’s too bad fans won’t get to see the best two-way player in MLB history play both ways in a showcase event. However, team success has to come first, so it makes perfect sense why.
大谷が健康になるのは良いニュースですが、MLB史上最高の二刀流選手がショーケースイベントで二刀流でプレーするのをファンが見ることができないのは残念です。ただし、チームの成功を最優先する必要があるため、その理由は完全に理にかなっています。
では、1文ずつ文章を細かく見ていこうと思います。
今年、大谷翔平がいるということは、事実上、1つに2つのオールスターがいるということです(effectively having two All-Stars in one)。彼はMLBが10年間で見た中で最高のピッチングの月の1つを終えただけでなく(not only is he coming off one of the best pitching months)、DHでのアメリカンリーグに参加するためにファンから投票されました(he was also voted on by the fans)(ヒューストンのヨルダン・アルバレスを上回った)。
大谷翔平選手がいるということは、1人で2人のオールスターがいるのと一緒だと言っています。
去年は、二刀流でオールスターに出場しました。
ピッチャーとしては、過去10年間のMLBで最高のピッチングを6月に披露した。
一方で、オールスターのファン投票では、ヒューストン・アストロズのアルバレス選手を上回る得票数を獲得した。
ピッチャーでも、バッターでも、どちらも十分オールスターに相応しい成績を今年も残しています。
“not only is he coming off one of the best pitching months”で「最高のピッチングの月の1つを終えただけでなく」と訳しています。
“not only ~ but also ~”の変形ですね。
“come off”は「剥がれ落ちる」とか言う意味とともに「実現する、結果になる」というような意味もあります。
しかし火曜日は、大谷はピッチングを行わないため、ファンは彼の片面しか見られません(fans will only see one side of the Ohtani coin)。それはある意味で残念なことですが(while that is disappointing in a way)、ALマネージャーのダスティベイカーは、大谷が地元のマウンドを獲得し、ロサンゼルスの仲間のクレイトン・カーショウに対してマウンドでスタートした可能性があった(could have gotten a hometown bump and start on the mound)と述べました-スーパースターにはピッチしないという非常に単純な理由があります(has a very simple reason):それは彼のスケジュール。
ファンは、大谷選手というコインの片面しか見ることができないと言っています。
それは、大谷選手はオールスターでピッチングをしないから。
投手としての大谷選手を見ることはできない。
アメリカンリーグの監督のダスティ・ベイカーは、大谷がロサンゼルスというホームタウンで、先発した可能性も有ったと言っている。
そして、ナショナルリーグのロサンゼルス・ドジャースのカーショーに対してマウンドに上がったかもしれないと。
でも、それは実現しませんでした。
その理由はシンプルで、スケジュールの問題。
“while that is disappointing in a way”で「それはある意味残念なことですが」と訳しています。
“while ~”は「~であるけれども」「~である一方で」という意味の接続詞。
7月13日に最後に投球した大谷は、金曜日にロサンゼルスでブレーブスと対戦する予定です(is slated to pitch)。彼はまだ最初のバッターで火曜日にカーショーと対戦します(will still bat first Tuesday against Kershaw)。ケン・ローゼンタールによると、大谷は火曜日の6日前に最後のピッチングを行ったにもかかわらず(despite him last pitching six days before)、火曜日の試合とはまったく一致していません(schedule simply doesn’t align)。 「彼は試合で投げるつもりはない」とローゼンタールは語った。
オールスターの6日前に最後に登板した大谷選手は、それから6日間経過しています。
でも、オールスターゲームは、彼のスケジュールに一致していないとローゼンタールさんは言っています。
ローゼンタールさんというのは、アメリカの有名なスポーツライターのようです。
“is slated to pitch”で「投球する予定である」と訳しています。
“slate”は「予定を立てる」「計画する」という意味があります。
大谷が健康になるのは良いニュースですが、MLB史上最高の二刀流選手がショーケースイベントで二刀流でプレーするのをファンが見ることができないのは残念です(it’s too bad fans won’t get to see)。ただし、チームの成功を最優先する必要があるため(team success has to come first)、その理由は完全に理にかなっています(it makes perfect sense why)。
大谷選手が、良い状態でいるということは良いことです。
でも、せっかくの二刀流選手がいるのに、二刀流がオールスターで見られないというのは、ファンには残念なこと。
何しろ、本格的な二刀流は、100年前のベーブルース以来ですから。
でも、まずはチームのスケジュールが優先されるべきなので、理由としては、全く理にかなっていると言っています。
“it makes perfect sense why”で「その理由は完全に理にかなっています」と訳しています。
“make sense”で「理にかなう、当然である、筋が通っている」というのは有名な熟語です。
そこに”perfect”「完全に」が入ってきているので、”makes perfect sense”で「全く理にかなっている」という感じ。
“why”は「その理由として」という意味で使われています。
今日は、今年のMLBオールスターで大谷翔平選手が出場したものの、登板しなかった理由の記事を読んできました。
今日も最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
こうぷー
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