断酒2400日を超えてわかった本当の変化と、変わらなかったこと

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「断酒を続ければ、人生はきっと楽になる」
もし、そう思っているなら、少しだけ現実は違います。

私は、**断酒2400日(約6年4カ月)**を迎えました。
確かに、良くなったことはたくさんあります。
でも同時に、変わらなかったこと、むしろ厳しくなったこともあります。

この記事では、
断酒を美談にせず、
続けた人間だからこそ言える 本音 を書きます。

これから断酒を始めようとしている人、
続けることに迷っている人に、
「現実的な判断材料」を渡せたらと思います。

断酒前、私が一番つらかったこと

いつか必ずバレるという恐怖

お酒を飲んでいた頃、
一番つらかったのは 「いつかバレる」という恐怖でした。

バレたら、とんでもないことになる。
そう分かっていながら、飲まずにはいられない。

自分では
「大量には飲んでいない」
「気をつけている」
つもりでした。

でも今思えば、
かなり早い段階でバレていたのかもしれません。


決定的だったのは、家族の信用を失った瞬間

「このままじゃまずい」
そう思った決定的な瞬間は、
嘘をついて隠れ飲みをしていたことがバレた時でした。

その瞬間、
家族の信用が一気に崩れたのが分かりました。

暴言や暴力はありませんでした。
ただ、私は慢性膵炎を患っていました。

飲酒がバレるたびに、
家族に大きな心配をかけ続けていたのです。

断酒2400日で「本当に変わったこと」

お酒を考えなくなったという変化

断酒1年目と、今とで一番違うのは、
お酒について考えなくなったことです。

なお、断酒4年6カ月時点での精神状態や生活の変化については、
別の記事でより詳しく書いています。
👉 「お酒をやめたら、人生は劇的に良くなるのか?」

飲んでいた頃は、
嫌なことがあれば「お酒で解消する」思考がありました。

 

断酒1年目は、
嫌なことがあると、
意識的か無意識的か、お酒が頭をよぎることがありました。

でも今は違います。
どれだけ嫌なことがあっても、
お酒と結びつくことが一切なくなりました。

これは、正直、想像していなかった変化です。


体調面での想像以上の変化

体調も、基本的には良くなっています。

  • 口内炎がまったくできなくなった
  • 二日酔いで「翌日が使い物にならない」ことがなくなった

飲酒していた頃は、
翌日の半分以上を無駄にしていた感覚がありました。

それがなくなっただけでも、
人生の密度は確実に上がりました。


思考力と知的好奇心が戻った

感情・思考・判断力は、
格段に変わったと感じています。

飲酒していた頃は、
物忘れがひどくなっていた時期もありました。

今は違います。
考えること自体が楽しい。

  • 英会話
  • ブログ
  • 投資

いろいろなことに挑戦し、
試行錯誤する量が圧倒的に増えました。

断酒しても「変わらなかったこと」

人間関係は自然には良くならない

断酒すれば、
人間関係も自然に回復する。

正直、そう思っていました。
でも、これは違いました。

何度も傷つけた家族との信頼関係は、
簡単には戻りません。

断酒は、
失った信用を一瞬で取り戻す魔法ではありません。


つらさは、むしろ正面から来る

仕事がうまくいかない時。
投資で大きな損失を出した時。

精神的につらい瞬間は、
今でも普通にあります。

むしろ、
お酒でごまかせない分、
正面から受け止める必要があります。

ある意味、
断酒は「楽な道」ではありません。


「断酒すれば人生バラ色」は嘘

仕事でも、人間関係でも、
嫌なことは必ず起こります。

断酒をすると、
それを誤魔化す手段がなくなります。

だからこそ、
事柄によっては、
以前よりしんどく感じることもあります。

それでも断酒を続けられた理由

過去に断酒が途切れたきっかけ

以前、断酒が途切れたきっかけは、
外国出張の飛行機内で出されたお酒でした。

不意を突かれ、
つい手を出してしまった。

そこから、

  • 外国では飲む
  • 少しだけなら大丈夫

と決め事を作り、
気づけば、ほぼ毎日飲む状態に戻っていました。


続けられた理由は「価値」を見出せたこと

今回、6年以上続けられた理由は、
根性ではありません。

飲まないことに、
明確な価値を見出せたからです。

頭がクリアな状態で、
知的なことにチャレンジできる。

その結果、
失敗や悩みも増えました。

でもそれは、
「生きている実感」でもあります。

断酒を続けるために意識してきた具体的な考え方や工夫については、
別の記事で7つに整理してまとめています。
👉 【2025年最新版】断酒・禁酒を続ける7つの具体的方法(6年継続者の体験談)

今の私から、過去の自分へ

断酒直後の自分にかけたい言葉

断酒の生活は、
今、あなたが思っているほど悪くない。

お酒を飲まなくても、
楽しい生活はできる。

むしろ、
一生やって生きたい知的好奇心を満たすには、
その方がいい。


最初にやるべきこと、考えなくていいこと

最初にやるべきことは、
ただ1日、飲まない日を積み重ねること。

逆に、
「人生の楽しみがなくなるのでは?」
という絶望は、最初は考えなくていい。

断酒は目的ではなく、人生の手段

私にとって断酒は、
目的ではありません。

幸せで、意味のある人生を生き、
納得して死ぬための手段
です。

断酒は、
人生を一気に好転させる魔法ではありません。

でも、
人生と真正面から向き合うための
確かな土台にはなります。


まとめ

断酒2400日を超えて分かったのは、
人生は楽になるわけではない、ということです。

ただ、
ごまかさずに生きられるようになる。

それだけで、
選ぶ価値はあると、私は思っています。

もし今日、
「飲まない1日」を選べたなら、
それで十分です。

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