女子カーリングチームが銀メダルを獲得しました。
最後は英国に完敗でしたが、でも、とてもいい試合を見せてくれました。
日本もほぼミスはなかったと思います。
英国にビッグショットが重なっただけのように見えました。
今日は、北京オリンピックで何回か取り上げた女子カーリングチームが銀メダルを取った話題を取り上げようと思います。
まずは記事全体を読んでみたいと思います。
試合を変える可能性のあるビッグショットを考え出すことを目指したが、何度も繰り返し続けたのは英国であるため、日本はそれを見ることしかできませんでした。
Japan was stung for four points in the seventh end of a one-sided loss to Britain in the gold-medal match of women’s curling at the Beijing Winter Olympics on Sunday at the National Aquatics Centre.
日本は、日曜日に国立水泳センターで開催された北京冬季オリンピックでの女子カーリングの金メダルマッチで、第7エンドで4ポイントを取られて英国に一方的に敗れた。
The final was a rematch of the bronze-medal match at the 2018 Pyeongchang Olympics, which Japan won when the British made a mistake on the final throw.
決勝は、2018年平昌オリンピックでの銅メダルの再戦でした。これは、英国が最終スローでミスを犯したときに日本が勝ったものです。
That had been a bittersweet victory for Japan, which was hoping to make up for it with a strong showing in Sunday’s final.
それは日本にとってほろ苦い勝利でしたので、日曜日の決勝で力強いショーでそれを補うことを望んでいた。
But there would be no mistakes this time by the British squad led by skip Eve Muirhead, which capitalized on every opportunity to crush a Japanese team made up of the same Hokkaido-based Loco Solare members that played in Pyeongchang, including Chinami Yoshida, Yurika Yoshida and Yumi Suzuki.
しかし今回は、吉田知那美、吉田夕梨花、鈴木夕湖など、平昌でプレーした同じ北海道を拠点とするロコ・ソラーレのメンバーで構成される日本のチームを粉砕するあらゆる機会を利用したスキップのイブ・ミュアヘッドが率いる英国のチームが間違いを犯すことはありませんでした。
“It’s the first time I’ve ever felt that a medal ceremony could be so regrettable,” skip Satsuki Fujisawa said.
「メダルセレモニーがこんなに残念だと感じたのは初めてです」とスキップの藤澤五月は語った。
“When we won four years ago, I also felt happy when I took the medal podium. The color of the medal has changed one better from four years ago, but honestly I feel more disappointed now.
「4年前に勝ったときも、メダル表彰台を獲得したときは嬉しかったです。メダルの色は4年前から1色良くなりましたが、正直今はもっとがっかりしています。
“Still, I’m very happy that we could compete together up to this point, and I’m proud of it.”
「それでも、これまで一緒に戦えたことをとてもうれしく思います。そしてそれを誇りに思います。」
では、1文ずつ文章を細かく見ていこうと思います。
試合を変えることのできる(could turn the match)ビッグショットを考えだすことを目指したが(looking to come up with)、何度も繰り返し(over and over)続けたのは英国だったため(as it was Britain)、日本は見ることしかできませんでした(could only watch)。
女子カーリングの決勝で、日本は試合をひっくり返すためのビッグショットを狙った。
でも、ビッグショットは英国の側にばかり起こったので、日本チームはそれを見ることしかできなかった。
カーリングはチェスのような感じのゲームですね。
思ったところにストーンを投げるということとともに、どのようにストーンを配置するのか?ということがとても重要な競技です。
残念ながら、決勝の日本には、ビッグショットは生まれなかった。
“looking to come up with”で「考え出すことを目指した」と訳しています。
“look to”が「目指す、試みる」という意味。”come up with”が「考え出す、思い付く」という意味。
この二つの意味を足すと「考え出すことを目指した」となります。
“over and over”は「何度も何度も」という意味。わりと使い易い表現だと思います。
日本は、日曜日に国立水泳センターで開催された北京冬季オリンピック女子カーリングの金メダルマッチ(the gold-medal match)で、第7エンドで4ポイントを取られて(was stung for four points)、英国に一方的に敗れた(a one-sided loss)。
北京オリンピックの女子カーリングの決勝は、日曜日に国立水泳センターで行われた。
日本は第7エンドで英国に4点という大量得点を奪われた。
そして、一方的な試合で負けてしまった。
第1エンドで2点を取られてから、追いかける展開だったのですが、第7エンドの4ポイントで力尽きた感じです。
“was stung for four points”で「4ポイントを取られた」と訳しています。
“stung”は”sting”「刺す」の過去分詞。
なので、「4ポイントで刺された」という感じですね。
“one-sided loss”で「一方的に負けた」と訳しています。
いわゆる「ワンサイドゲーム」で負けたという意味です。
決勝は2018年の平昌オリンピックでの銅メダル戦(the bronze-medal match)の再戦でした(was a rematch)。
そこで、英国が最終スローでミスを犯した(made a mistake on the final throw)ので日本が勝ちました(Japan won)。
北京オリンピック女子カーリングの決勝の英国対日本は前回大会の平昌オリンピックの3位決定戦の再戦でした。
前回の3位決定戦では、日本が勝って銅メダルを獲得した。
最終スローで英国がミスをしたので、結果日本が勝ったという試合だったようです。
“made a mistake on the final throw”「最終スローでミスを犯した」と表現しています。
“make a mistake”で「失敗する、ミスを犯す」という意味です。
それは、日本にとってほろ苦い勝利でした(a bittersweet victory for Japan)ので、日曜日の決勝では力強いショー(a strong showing)でそれを補うこと(to make up for it)を望んでいました。
平昌オリンピックの3位決定戦の結末は、日本にとっても後味の悪いものだったようです。
相手のミスで3位を獲得した。
勝ったとはいえ、ほろ苦い勝利だった。
なので、今回の決勝では、日本は完全に勝利をするということを望んでいました。
“to make up for it”で「それを補うこと」と表現しています。
“make up for ~”は「~を補う」という意味です。
しかし、今回は(this time)、吉田知那美、吉田夕梨花、鈴木夕湖など、平昌でプレーした同じ北海道を拠点とするロコ・ソラーレのメンバーで構成される日本のチーム(a Japanese team made up of the same Hokkaido-based Loco Solare members)を粉砕する(crush)あらゆる機会を利用した(capitalized on every opportunity)スキップのイブ・ミュアヘッドが率いる(led by Eve Muirhead)英国のチームが間違いを犯すことはありませんでした。
長い文章です。
今回の英国は、前回の平昌オリンピックの3位決定戦のようにミスを犯さなかった。
前回の雪辱に燃えるイギリスチームは、日本を粉砕するためにあらゆる機会を利用した。
結果、一方的な展開になって、日本は英国にに敗れてしまいました。
“capitalized on every opportunity”で「あらゆる機会を利用した」と表現しています。
“capitalize”は「(自分にとってプラス・有利になるように)~を利用[活用]する」という意味があります。
他にも「大文字で書く」とか「資本化する」「投資する」などの意味があります。
「メダルセレモニーがこんなに残念だ(could be so regrettable)と感じたのは初めてです(the first time I've ever felt)」とスキップの藤澤五月は話しました。
銀メダルを獲得したものの、スキップの藤澤選手はとても残念だと思ったと言っています。
よく言われますよね。
対戦系のスポーツで銀メダルだけは、最後負けてもらうことになるので、銅メダルよりもうれしさが減るとか。
そのことを言っているんだと思います。
"could be so regrettable"で「こんなに残念だ」と表現しています。
"so regrettable"で「こんなに残念だ」「とても残念だ」ということ。
"regret"は「後悔する」という意味があるので、その副詞形の"regrettable"は「残念な」という意味。
"the first time I've ever felt"で「感じたのは初めてです」と訳しています。
「私がこれまで感じたのは最初です」というのが直訳的な訳ですね。
「4年前に勝った(we won four years ago)とき、メダル表彰台を獲得した(too the medal podium)のは嬉しかったです。
メダルの色は4年前から1つよくなりました(has changed one better from four years ago)が、正直今はとてもがっがりしています(more disappointed now)。」
藤澤選手は話しています。
「4年前に銅メダルを獲得した時は、表彰台に上がって嬉しかった。」
「今回は、銅メダルから銀メダルに色が1つよくなったのだけれども、正直言うとがっかりしている」
これは、最後に一方的に負けて終わってしまったということが影響しているのだと思います。
"more disappointed now"で「今はとてもがっかりしている」と表現しています。
"disappoint"は「がっかりする、落胆する」という意味。
"disappointed"と受身形にして形容詞として使っています。
「それでも(still)、ここまで一緒に戦えたこと(could compete together up to this point)をとてもうれしく思います。そしてそれを誇りに思います(I'm proud of it)。」
藤澤選手はさらに言っています。
「決勝では負けたけれども、ここまでみんなで一緒に戦えたことをとてもうれしく思います。」
「そして、銀メダルを獲得できたことをとても誇りに思います。」
本当に、良い試合を見せてくれたと思います。
準決勝でスイスに勝ったというところが素晴らしかった。
最終的には、完敗して銀メダルでしたが、とてもいいものを見せてもらえたと思えました。
今日は、女子カーリングチームが銀メダルを取った話題を取り上げました。
今日も最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
こうぷー
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