【Bizmates レベル5 解説】今日はシルベスター・スタローン!

Bizmates ビズメイツ

今日は、シルベスター・スタローンの話です!

僕らの世代で言うと、ランボーまたはロッキーですね。

むかしは、ソーセージのコマーシャル(←伊藤ハムのコマーシャル)にも出ていました。

ランボーとロッキー以外にも、いっぱい映画に出ているハズですが、あまり印象にありません。

あまりにも、この2つのキャラクターのイメージが強いからでしょう。

 

今日のトレーナーさんはTerryさんです。

ジンバブエに住んでいます。

まずはスモールトークから始めました。

「週末はどうしていた?」と聞くので、「『星の王子様ニューヨークに行く2』を見ながらジムでトレーニングしたよ」と答えると喜んでくれました。

というのも、前回のレッスンで、この映画がおもしろいよ!って教えてくれたのが彼だからです。

まだ途中なので、”It is still halfway.”(まだ途中だよ)と言うと、ちょっと直してくれました。

I am now half way through.
私は今、途中です。

ちょっとそんな話をしてからレッスンに入っていきました。

今日もまた、格言から…。

I am not the richest, smartest or the most talented person in the world. But I succeed because I keep going and going and going.
私は世界で最も裕福で、賢く、最も才能のある人ではありません。 しかし、私は前進し続けるので成功します。

もちろん、シルベスター・スタローンのことばです。

ロッキーと同じですね。

とにかく前へ進み続ける。

それで、成功を勝ち取ったということです。

Terryさんにどう思うか?と聞かれたので、「言っていることには納得する」と答えました。

Terryさんも成功するためには、「動き続けていることが大事だと思う」と言っていました。

それでは、ストーリーに入っていきます。

Many of us are familiar with the movie, “Rocky” and the dogged determination of its titular character.
私たちの多くは、映画「ロッキー」とそのタイトルにもなっているそのキャラクターの頑固な決意をよく知っています。

「ロッキー」という言葉自体にも、「岩のように固い」という意味があります。

だから、このような表現になっているんだと思います。

Terryさんにこの文章の内容について説明をしてもらいました。

“dogged”は犬のように意思が強いというような意味だと言っていました。

辞書を見ても、「犬がしつこくつきまとう」ということから、できたことばと書いてありました。

However, what many may not know is that Rocky is but a reflection of the man who created him, Sylvester Stallone.
しかし、多くの人が知らないかもしれないのは、ロッキーが彼を作成した男、シルベスター・スタローンの反映にすぎないということです。

ロッキーが頑固で強い意思を持った人を描いたものだと、みんな知っていても、それがシルベスター・スタローンを反映したものとは、みんなは知らない。

どのくらい反映したものなんでしょう?

シルベスター・スタローンボクサーだったことがあったんでしょうか?

倒されても、倒されても、立ち上がって負けないということのようです。

At the time, Stallone was a virtual unknown, had a total of $106 to his name, and had just sold his only friend, a dog, for a measly $25 to make ends meet after years of struggling as an actor. Then one night, Stallone saw something that would change his life forever.
当時、スタローンは事実上未知であり、彼の名前は合計106ドルで、俳優としての長年の苦労の末、わずか25ドルで、彼の唯一の友人である犬をわずか25ドルで売りました。 それからある夜、スタローンは彼の人生を永遠に変える何かを見ました。

細かいところが理解しにくいです。

でも、結局俳優として生活するのに、すごく苦労をしていたことはわかります。

長年俳優として苦労したにも関わらず、わずかな稼ぎしか稼げず、愛犬を売るまでになってしまった。

でも、誰も、スタローンのことは知らない。

そして、そんなある夜に人生を永遠に変える何かを見たということです。

It was March 24, 1975. The legendary Muhammad Ali was up against Chuck Wepner. Ali was expected to destroy Wepner, but what happened stunned the world.
それは1975年3月24日でした。伝説のモハメド・アリはチャック・ウェプナーと対戦しました。 アリはウェプナーを破壊することが期待されていたが、起こったことは世界を驚かせた。

話の流れからすると、アリがウェブナーを倒すんじゃなくて、その逆になりそうです。

アリってそんなに負けたっけ?

ジョー・フレージャーに負けたのは知っています。

前にこの英会話でも出てきました。

とにかく、アリの対戦相手のウェブナーが世界を驚かせたようです。

This underdog stood toe to toe with the greatest fighter who ever lived and showed the world what he was worth.
この噛ませ犬は、これまでに生きた中で最も偉大なファイターとつま先を合わせて立ち、彼の価値を世界に示しました。

噛ませ犬だったのに、立派に戦ったということです。

どんな風に戦ったのでしょうか?

ウェブナーの価値を世界に示したというほどなので、相当な戦いだったんでしょう。

Wepner lasted until the 15th round and against 40:1 odds, even knocked the champ down. Stallone was inspired. He began writing a script about “a man who was going to stand up to life, take a shot, and go the distance.”
ウェプナーは第15ラウンドまで残り、40:1のオッズに対して、チャンピオンをノックダウンしました。 スタローンは触発されました。 彼は「生き返り、挑戦し、最後まで頑張る男」についての脚本を書き始めました。

掛け率40対1の完全劣勢にも関わらす、15ラウンドまで頑張った。

しかも、アリからダウンまで奪った。

結局は負けてしまったみたいですが、最後まで経ち続けた。

その戦い方も正面から打ち合ったんでしょうね。

だから、スタローンの心に響いた。

そして、スタローンは脚本を書き始めたということです。

”take a shot”は「挑戦する」、”go the distance”は「最後まで頑張る」という意味。


With script in hand, Stallone found producers who loved it. There was a problem though, they didn’t want Stallone in the film. They offered a whopping $375,000 for the script, but still he refused.
脚本を手に、スタローンはそれを愛するプロデューサーを見つけました。 しかし問題がありました、彼らは映画にスタローンを望んでいませんでした。 彼らは脚本になんと375,000ドルを提供しましたが、それでも彼は拒否しました。

すごい値段の脚本です。

3,750万円以上の額。

それまでの、スタローンの稼ぎからすれば、相当な額でしょう。

それでも、スタローンは拒否した。

あくまでも、主役でスタローンを使うことが条件だったんじゃないでしょうか?

Acting was his dream and it wasn’t up for sale. Eventually, the producers relented and Stallone took home $35,000 and the lead role.
演技は彼の夢であり、売りに出されていませんでした。 最終的に、プロデューサーは容赦し、スタローンは35,000ドルと主役を家に持ち帰りました。

スタローンは、俳優になりたかったのだから、それを演じたかった。

最終的にプロデューサーが折れ、スタローンは主役を得ました。

でも、脚本は10分の1になった。350万円。

それでも、主役をやりたかったんですね。

The first thing he did after getting paid was buy his dog back (which ended up costing $15,000). In 1976, Rocky won best picture and Stallone had achieved his dreams.
支払いを受けた後、彼が最初にしたことは、犬を買い戻すことでした(結局15,000ドルの費用がかかりました)。 1976年、ロッキーは最優秀作品賞を受賞し、スタローンは彼の夢を実現しました。

$25ドルで売り渡した犬を買い戻すのに$15,000ドルもかかった。

150万円だから相当な額です。

足元見る人はどこにもいるものです。

それでも、彼は愛犬を取り戻すことができた。

そして、主役も勝ち取ることもできた。

さらに、映画も大成功して、スタローンは彼の夢を達成できたということでした。

今日のストーリーはここまでです。

いつものように、Terryさんからストーリーの内容についていくつか質問を受けました。

内容については、だいたい理解できていたので、質問に移ります。

Do you think that everything can be bought for a price?
すべてが値段で買えると思いますか?

そうは思わないですね。

お金で買えないものはあると思います。

人の気持ちは、お金で買えない代表的なものだと思います。

I don’t think so. We cannot buy everything for a price. For example, the mind of someone is impossible to buy. Sometimes it may be possible, but all of and always buy someone’s mind is impossible, I think.
そうは思いません。 すべてを価格で購入することはできません。 たとえば、誰かの心を買うことは不可能です。 時にはそれが可能かもしれませんが、常に誰かの心を買うことは不可能だと思います。

Terryさんも、僕の回答に同意してくれました。

それ以外にも、本当の幸せや本当の友情や永遠の命なんかはお金では買えないよね。というような話をしました。

次の質問に移ります。

Have you ever seen the film Rocky? What are your impressions?
映画ロッキーを見たことがありますか? あなたの印象はどうですか?

もちろん、見たことはあります。

とても勇気づけられるストーリーだと思います。

でも、一方で、ボクシングシーンは少し大げさで、あそこまで派手な打ち合いには普通ならないと思います。

Yes, I have. My impressions of the stories are very interesting and a lot of fun to see. But as a boxing fan, they are a little exaggerated and lack of reality.
はい、あります。 私の物語の印象はとても興味深く、見るのがとても楽しいです。 しかし、ボクシングファンとして、彼らは少し誇張されており、現実性に欠けています。

その通りだと言いながらも、Rockyでは、何度も倒されても立ち上がるというところが大事だと、Terryさんは言っていました。

まぁ、そうなんですけどね。

ちょっとボクシングシーンは、現実性に欠けると僕は思います。

次に行きます。

Why do you think Stallone was so adamant about playing the lead role?
なぜスタローンは主役を演じることにそれほど固執したと思いますか?

それは、彼の夢がハリウッド映画の主役になることだったからでしょう。

この機会を逃したら、決して二度と主役になるチャンスはないと思ったんだと思います。

だから、破格の価格で脚本を買ってくれると言っても、自分の主役を譲らなかったんだと思います。

I think he wanted to be an actor and he had a lot of love to the story. And he thought that if he had failed to get the lead role of Rocky, he would never be an actor any more. So, he was so adamant about playing Rocky Balboa, I think.
彼は俳優になりたいと思っていたと思いますし、彼はその話にとても愛情を持っていました。 そして彼は、ロッキーの主役を演じることができなければ、もはや俳優になることはないだろうと考えました。 だから、彼はロッキーバルボアを演じることにとても固執していたと思います。

たぶんそうだと思います。

だから、どんなにお金を積まれても、自分が主役をするのでなければ売らなかったんだと思います。

Terryさんも僕の答えに納得してくれました。

次の質問に行きます。

What do you suppose people need in order to “keep going and going and going”?
「前に進み続ける」ために人々は何を必要と思いますか?

前進し続けるためには何が必要でしょう?

強い意思と情熱と忍耐と貫徹する気持ちでしょうか?

そんな気がします。

If you want to keep going something, you need a strong will, passion, perseverance and persistence, I think.
何かを続けたいのなら、強い意志、情熱、忍耐力、そして粘り強さが必要だと思います。

ちょっとあっさりした答えになりました。

Terryはさらに、強い欲望”strong desire”も必要だと言っていました。

確かに。

いろんなものが必要だとは思います。

最後の質問に行きます。

Talk about the hardest “hit” you took in life thus far. How did you get through it?
あなたがこれまでに人生で受けた最も難しい「ヒット」について話してください。 どのようにしてそれを乗り越えましたか?

昨日も答えたんですが、現在の仕事の状況が結構きつい状況です。

それを乗り越える方法について、答えてみようと思います。

Now, I belong to Terminal Renovation Department of our airport. Since the renovation will be conducted while airport operation normally, it has a lot of problems to solve. To overcome this problems, we frequently discuss or communicate with people in other department, airlines and other external companies. That’s how we plan for the renovation to go well.
現在、私は空港のターミナル改修部門に所属しています。 改修は通常の空港運営中に行われるため、解決すべき問題が多い。 この問題を克服するために、私たちは他の部門、航空会社、および他の外部企業の人々と頻繁に話し合ったりコミュニケーションをとったりします。 それが私たちが改修をうまく進めるために計画している方法です。

昨日と同じような回答をしたんですが、Terryはとても納得してくれました。

何がそんなに大変なのか?と聞いてきたので、「とにかく、空港内のいろんなスペースがなくなる」と言うと、すごくよく分かったみたいでした。

今日はここでタイムアップ。

最後にTerryさんのフィードバックです。

Your intelligence knows no bounds and continues to grow in leaps and bounce. Iron sharpens iron Ko and as a result I must admit we are improving each other each morning. Thank you Ko! Good morning!
あなたの知性は限界を知らず、飛躍的に成長し続けます。 鉄は鉄のKoを研ぎ澄まし、その結果、私たちは毎朝お互いを改善していることを認めなければなりません。 ありがとうKo! おはようございます!

”Iron Ko”って面白い表現ですね。

何となく言いたいことはわかります。

明日もまた頑張ります。

こうぷー

コメント

タイトルとURLをコピーしました