【英字新聞を読む】JALは4月から9月にかけて純損失を計上! 3年連続の赤字です!

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ANAに続いて、JALが今年の上半期の決算を発表しました。

ANAの黒字に対して、JALは赤字。

しかし、昨年に比べて大幅に赤字幅は改善しています。

入国制限も緩和され、今後は収入も伸びていくことが期待されます。

今日はこの話題を取り上げようと思います。

まずは記事全体を読んでみたいと思います。

JAL logs net loss in April-Sept. for 3rd straight year
Japan Airlines Co. on Tuesday logged 2.11 billion yen ($14.22 million) in net loss for the six months ended in September, reporting red ink for the third straight year, as travel demand temporarily struggled to rebound during the seventh wave of COVID-19 infections in the country.
日本航空は火曜日、国内でのCOVID-19 感染の第 7 波の間に旅行需要が一時的に回復に苦労したため、9 月に終了した 6 か月間で 21 億 1000 万円 (1422 万ドル) の純損失を記録し、3 年連続で赤字を報告しました。

But it narrowed its loss substantially from the 104.98 billion yen logged from the same period last year, with the airline benefiting from robust domestic travel during the Golden Week holidays in May, JAL said.
しかし、JAL によると、5 月のゴールデンウィーク休暇中の国内旅行が好調であったことから、前年同期の 1,049 億 8000 万円から大幅に損失を縮小したという。

Although inbound flights from China have struggled to return to pre-pandemic levels as the country continues to pursue its zero COVID policy, the company was hopeful of a rebound from other areas, such as the United States.
中国がゼロCOVID政策を追求し続けているため、中国からのインバウンドフライトはパンデミック前のレベルに戻るのに苦労していますが、同社は米国などの他の地域からの回復を期待していました.

JAL’s earnings report came after rival ANA Holdings Inc., the parent of All Nippon Airways Co., posted a net profit for the April-September period for the first time in three years.
JAL の決算発表は、全日本空輸の親会社であるライバルの ANA ホールディングスが 4 月から 9 月期の純利益を 3 年ぶりに計上した後に発表された。

では、1文ずつ文章を細かく見ていこうと思います。

Japan Airlines Co. on Tuesday logged 2.11 billion yen ($14.22 million) in net loss for the six months ended in September, reporting red ink for the third straight year, as travel demand temporarily struggled to rebound during the seventh wave of COVID-19 infections in the country.
日本航空は火曜日、国内でのCOVID-19 感染の第 7 波の間に旅行需要が一時的に回復に苦労したため、9 月に終了した 6 か月間で 21 億 1000 万円 (1422 万ドル) の純損失を記録し、3 年連続で赤字を報告しました。

日本航空は火曜日、国内でのCOVID-19 感染の第 7 波の間に旅行需要が一時的に回復に苦労したため(as travel demand temporarily struggled to rebound)9 月に終了した 6 か月間で 21 億 1000 万円 (1422 万ドル) の純損失を記録し(logged 2.11 billion yen in net loss for the six months ended in September)3 年連続で赤字を報告しました(reporting red ink for the third straight year)

JALが今年度の中間決算を発表した。

結果は、21億1000万円の赤字。

3年連続での赤字の決算となったということです。

原因は、国内の旅行需要が一時的に難しかったためと言っています。

昨日は、ANAが3年ぶりに黒字決算だったということを取り上げました。

これとは、対照的な決算発表となっています。

“reporting red ink for the third straight year”で「3年連続で赤字を報告した」と訳しています

昨日、ANAは黒字だったので”black ink”でした。

JALは赤字だったので、文字通り”red ink”です。

But it narrowed its loss substantially from the 104.98 billion yen logged from the same period last year, with the airline benefiting from robust domestic travel during the Golden Week holidays in May, JAL said.
しかし、JAL によると、5 月のゴールデンウィーク休暇中の国内旅行が好調であったことから、前年同期の 1,049 億 8000 万円から大幅に損失を縮小したという。

しかし、JAL によると、5 月のゴールデンウィーク休暇中の国内旅行が好調であったことから(robust domestic travel during the Golden Week holidays in May)前年同期の 1,049 億 8000 万円から大幅に損失を縮小した(narrowed its loss substantially from the 104.98 billion yen logged from the same period last year)という。

JALが赤字だったものの、大幅に赤字幅を回復したのは、5月のゴールデンウィークの需要が好調だったことが1つの要因。

これによって、昨年の赤字と比較して大幅に損失が縮小されました。

“narrowed its loss substantially from the 104.98 billon yen logged from the same period last year”で「前年同期の1,049億8000万円から大幅に損失を縮小した」と訳しています

“narrow”は「狭い」という形容詞の意味が有名ですが、動詞では「狭くする、縮小する」という意味があります。

Although inbound flights from China have struggled to return to pre-pandemic levels as the country continues to pursue its zero COVID policy, the company was hopeful of a rebound from other areas, such as the United States.
中国がゼロCOVID政策を追求し続けているため、中国からのインバウンドフライトはパンデミック前のレベルに戻るのに苦労していますが、同社は米国などの他の地域からの回復を期待していました.

中国がゼロCOVID政策を追求し続けているため(as the country continues to pursue its zero COVID policy)中国からのインバウンドフライトはパンデミック前のレベルに戻るのに苦労していますが(although inbound flights from China have struggled to return to pre-pandemic levels)、同社は米国などの他の地域からの回復を期待していました(was hopeful of rebound from other areas, such as the United States).

JALは国際線でも需要の回復を期待していました。

しかし、中国がゼロコロナ政策を続けているため、COVID前の需要には、はるかに及びません。

それでも、アメリカなどの他の海外路線に期待をしていた。

それも、思ったほど伸びなかったので、赤字は縮小したものの、結局は赤字決算となってしまいました。

“although inbound flights from China have struggled to return to pre-pandemic levels”で「中国からのインバウンドフライトはパンデミック前のレベルに戻すのに苦労をしていますが」という意味

“although”は「~だけれども」という意味でよく使う接続詞。

JAL’s earnings report came after rival ANA Holdings Inc., the parent of All Nippon Airways Co., posted a net profit for the April-September period for the first time in three years.
JAL の決算発表は、全日本空輸の親会社であるライバルの ANA ホールディングスが 4 月から 9 月期の純利益を 3 年ぶりに計上した後に発表された。

JAL の決算発表は、全日本空輸の親会社であるライバルの ANA ホールディングスが 4 月から 9 月期の純利益を 3 年ぶりに計上した後に発表された(came after rival ANA Holdings Inc., the parent of All Nippon Airways Co., posted a net profit for the April-September period for the first time in three years)

JALの決算発表は、ANAが前日に黒字決算を発表した後に発表された。

ANAは今期の半期の決算で黒字

これまで3年間コロナパンデミックに苦しんできた航空会社が回復してきているようです。ANAの上半期の決算が発表され、3年ぶりに黒字を計上した。明らかに、コロナの規制が緩和されて、旅行やビジネスでの航空需要が回復したことが要因のようです。これから、国際線の回復も見込まれることから、さらに元に戻っていくことが期待されます。今日はこの話題を取り上げようと思います。まずは記事全体を読んでみたいと思います。ANA Holdings Inc. said Monday it made a net profit for the six months that ended in September, marking i...
【英字新聞を読む】ANAホールディングスは3年ぶりに4~9月に黒字転換しました! - こうぷーぶろぐ

一方のJALは赤字。

ANAの株価は上昇しています。

一方で、JALも赤字幅が大幅に縮小したことで好感を持たれたのか、株価は上昇。

パンデミックの終息が見えてきて、航空株は最近上がっています。

国内旅行も盛り上がり始めていて、関西空港も国内線をリニューアルしました

今日は、JALの半期の決算について取り上げました。

今日も最後まで読んでくださって、ありがとうございました。

こうぷー

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